菖蒲のお風呂には入りましたか?
みなさん、こんにちは。
ライトウェーブ松本村井 本店の城倉です♪
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。
5月5日は「こどもの日」でした。
端午の節句と呼ばれるこの日は、季節の変わり目で病気が流行りやすかったこともあり、厄除けや健康祈願をする風習が昔からあるそうです。
かしわ餅やちまきを食べたり、菖蒲湯に入ると言う風習も昔から続いてきています。
菖蒲は、病気や邪気を払う薬草として中国で親しまれていました。
この菖蒲を湯に浮かべて入ることで、様々な効果が期待できるんです。
菖蒲には精油成分が多く含まれており、腰痛や神経痛を和らげる効果があります。
更に、血行促進、保湿効果、リラックス効果など。
独特の香りがあるのでアロマセラピーの効果もあるとされます。
[ポイント]
菖蒲には、「花菖蒲」と「葉菖蒲」があります。
端午の節句にお風呂に入れる「葉菖蒲」は、サトイモ科の植物で、紫色の花菖蒲とは全く違う色や形をした花を咲かせます。
「花菖蒲」の方は、アヤメ科の植物になります。
花菖蒲は、血行不良・保湿効果などの効能もなく、菖蒲湯にすることはできませんのでご注意下さい。
これだけ色々な効果がある、大人にも嬉しい菖蒲湯。
主部の有効成分は葉よりも根や茎の部分に多く含まれているので、根元を切らずに湯に入れるのがおすすめです。
菖蒲湯に入ったことのない方も、ぜひ来年はお試し下さい。
2019年05月9日